スピードメーターが止まってしまいました。予備があったので、付け替えましたが、動きませんでした。よく見ると、スピードメーターの裏の、スピードメーターに差し込む、白く四角い棒が回っていませんでした。構造からみて、スピードにあわせて回ると思われるのですが、よく分かりません。触ったら、白い棒とスプリングが取れてしまいました。どうすれば、直りますか、あと、数キロ走ったら、パワステが利かなくなります。関係ありますか?関係なければ、原因を教えてください。症状は2つ一緒に起こりました。エンジンを切ってまた走ると、一時直ります。
スピードメータケーブルの破損です。ミッション後端部にピニオンギヤが入っておりそれにより駆動されています。通常ケーブルのどの部分が破損したかわからないためASSY交換となります。パワステとの関連ですが、これもスピードメータケーブル破損によるものです。R32系車両はケーブルでメータを駆動しメータ内部のマグネットピックアップにより車速信号を作っています。電子制御のパワステは車速が上がるとパワステのアシスト力を小さくします。(アシスト力が大きいままだと高速走行時に軽くステアリングが動いてしまい危険)なので、ENG駆動直後は車速0km/hと判断しパワステのアシスト力を最大にします。しかし、通常走行時でも車速信号の入力が10sec以上ないときはステアリングの操舵力を30〜60km/h走行時に固定するようにフェイルセーフ制御が入ります。よって、その現象はスピードメータが駆動されないために車速信号が発生せずにパワステがフェイルセーフに入ったと判断されます。GTS-4の部品ですが、ピニオンギヤの歯数が異なっている可能性があります。後で整備要領書を見てもう1回つけますので少々お待ちください。
わかりました。スピードメーターピニオン歯数は、
GTS-4…6/21
GT-R…6/20(ドライブ/ドリブン)なので、GTS-4のドリブンギヤを使用すると車速が少し低く表示されるかも知れません。新品を注文されるのであれば、
部品コード:25050部品番号:25050-05U00-価格:4350円
となっています。ご参考までに。
白い四角い棒の根元の円柱形のプラスチック部分を見て下さい。ひびが入っていませんか?メーターケーブル自体は滅多に切れたりしないので恐らくプラスチック部分だけが空回りしてると思いますよ。ミニ四駆のモーターにつけるピニオンギヤのように金属の軸に少しキツめのプラスチックが刺さっているだけなので古くなるとクラックが入って抜けてしまうんです。ひびが入ってなくても1度でも抜けてしまうとゆるくなるので走っているうちにまた抜けてしまいますよ。白い棒とスプリングをディーラーに持っていって新品を注文することをおすすめします、多分安いですよ。あとパワステはスピードメーターが動くようになれば直ります。
R32には、よくある故障のケースだと思います。白い四角い棒の根元の円柱形のプラスチック部分の円柱状のところにヒビがはいり、空回りしているのです。応急措置としては、釣り用のテグスをキツイ目にグルグル巻きにします。取り付けるときがポイントで、後輪を浮かしした状態で、まず白いプラスチックをバネといっしょに入れます。けっこう奥の方に細いドラバーなどを使用していれます。エンジンを掛け、ちゃんと回るか確認します。OKならメータを取り付けて終了。もし回転しなければ、いったんピンセット取り外し、なかのケーブルが回っているかライト等を当てて確認してください。回転しているようなら、まだ白いプラスチックとの噛み合わせが悪いだけです。試行錯誤で取り付けてください。参考までに
そうそうパワステが利かなくなるのは、パワステのコンピューターがメーター部分から来る車速センサーの信号を拾って操舵力を調整しているからです。R32はメーターパネルのスピードメーターが止まると車速信号を出さなくなるため、始動後約10秒で操舵力が強くなり重ステになります。また、メインコンピューターもこの車速センサーを拾っている関係で燃費が非常に悪くなります。たぶん3km/リットルぐらい。どちらも車に決定的なダメージを与えるモノではなく、セーフティ機能ですので安心してください。まずは釣り用のテグスで直すことをお薦めします。
タイプMでですが、同じ部分が壊れディーラーに修理に出しました。部品代より工賃のほうが大幅に高かったです。今考えると自分でもできたと思います。ジャッキアップしてウマをかけないとミッションのワイヤーをはずすのは危険ですね。内外ともに作業が発生するので、手間はかかる作業だと思います。